自分を知るために、
「自分を知る」の最後の取り組みになります(LV5記載)。
今後の自分の生活をどのようにしていけば良いのか?
方法④:自分の周囲環境(家族、仕事等)を振り返る。
前回のLV18の続きになりますが、
今回は、LV18で紹介した次の問題点で、
ア)実家の引継ぎ問題
イ)子供の学費の支払い問題
ウ)今の職場で定年まで働きたくない問題
それぞれの課題の内、可能なものを数値化していきたいと思います。
数値化する項目は、下記の通りです。
①実家の引継ぎ問題から、自宅マンションの売却費用。
②子供の学費の支払い問題から、奨学金の返済額と一人暮らしの生活費。
③今の職場で定年まで働きたくない問題から、転職した場合の最低年収。
①自宅マンションの売却費用の計算
売却費用といっても、その金額が、手元に残るわけではありません。
また、買い手がいなければ、売却する事もできません。
今回は、仮に売却できたとして、どの程度、手元に金額が残るかを考えます。
まず、マンションを売却する場合、不動産会社に仲介して頂くのが一般的かと思います。
ただ、普段から、不動産会社と付き合いがある方は少数だと思います。
自分は、不動産会社については、無知だったので、下記のサイトで不動産会社を探しました。
そうすると、複数社の不動産会社から連絡が来ました。
不動産会社に、状況を話して、自分のマンションの査定をして頂きました。
その金額から、手元に残る金額を計算する事になります。
まず、不動産会社に査定して頂き、提示された金額は、30,000,000円でした。
以外と高かった!!!
この金額から、住宅ローン残額、仲介手数料(不動産会社へ支払い)、各種手数料、
税金(譲渡所得税_要は所得税と住民税の事)を引くと、手元に残る金額になります。
・住宅ローン残額は、下記の金額。
18,000,000円・・・a
・仲介手数料は、成約価格の3%に、60,000円を足した金額が最大との事です。
成約価格は、買い手と契約した金額になるので、
今は、不動産会社に査定して頂いた金額を代用します。
つまり、30,000,000円×3% + 60,000円なので、960,000円です。
これに、「消費税10%」と「印紙税(約10,000円)」を足します。よって、
1,066,000円・・・b
・各種手数料は、自宅マンションの抵当権抹消登録免許税(司法書士手数料が必要)、
住宅ローンの繰上返済手数料等になり、だいたい、下記の金額です。
50,000円・・・c
・税金は、譲渡所得があると、発生します。
譲渡所得とは、簡単に言うと、マンションを購入した金額より、高い金額で売却できた場合、
譲渡所得が発生するとの事です。
自分の場合は、35,000,000円で、マンションを購入しました。
不動産会社が提示した金額は、30,000,000円なので、
普通に考えると、購入金額より不動産会社が提示した金額の方が安いので、
譲渡所得は発生しない、つまり、税金は0円になるはずですが・・・。
実はそうもいかないようで、マンションを購入した金額35,000,000円は、
補正をしないといけないとの事です。
補正すると、実際に購入した金額より、安くなってしまうので、譲渡所得が発生する可能性が増え、
つまり、税金を払わなければならない可能性が増えます。
補正は、土地と建物の金額を分けて考える必要があるようで、
土地の金額は補正する必要が無いとの事ですが、建物の金額は補正しなければならないとの事です。
つまり、土地の金額が多ければ、譲渡所得は発生しずらくなります(補正しないので・・・)。
ですが、自分は、35,000,000円の内、土地の金額がいくらになるか分からなかったので、
今回の計算では、35,000,000円全額を建物の金額として想定し、
計算しました(税金が最大金額になる想定)。
補正は、
建物の金額から、下記を引きます。
建物の金額 × 0.9 × 償却率(0.015) × 経過年数(20年)
尚、償却率は、鉄筋コンクリート造りのマンションの場合は、0.015になるとの事です。
経過年数は、自分の場合は、新築で購入し、20年住んでいたので、20年になります。
中古で購入した場合は、いつ建てられたかを調べる必要があります。
よって、35,000,000円 -
(35,000,000円 × 0.9 × 0.015 × 20)で、
35,000,000円 - 9,450,000円で、25,550,000円となります。
と言う事で、補正されたマンション購入費は、25,550,000円となり、
売却金額の30,000,000円より安くなってしまうので、
30,000,000円 - 25,550,000円で、4,450,000円となり、
この4,450,000円から、仲介手数料の1,066,000円・・・bを
引く事ができるようなので、結果、3,384,000円が譲渡所得となります。
その内の約20%が税金になってしまうとの事で、税金は下記となります(税金発生!)。
676,800円・・・d
いろいろ計算してきましたが、手元に残る金額は、売却金額から、
a、b、c、dを引いた金額になります。
つまり、
30,000,000円
-18,000,000円・・・a
ー1,066,000円・・・b
ー50,000円・・・c
ー676,800円・・・d
= 10,257,200円
以外と、手元に残りました。
今回は、ここまでとし、次回は、下記を数値化したいと思います。
②子供の学費の支払い問題から、奨学金の返済額と一人暮らしの生活費。
③今の職場で定年まで働きたくない問題から、転職した場合の最低年収。
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