自分を知るために、
Lv6の続きで、生活レベルは変えずに支出の部を削減する取り組みを報告します。
今回は、方法③:住宅ローンの借換え。
についてです。
借換えは、現在、住宅ローンを契約しているA銀行から、
別のB銀行に住宅ローンの契約を変更する事です。
借換えするメリットは、月々の返済額を減らすためであり、
A銀行で契約している現状の金利より、変更先のB銀行の金利が下がらないと、
月々の返済額は減りません。
但し、金利が下がれば良いという事ではなく、
金利は下がるけど、金利の固定されている期間が短くなったり、変動金利に変更する事は、
良く検討しないといけません。
他にも諸経費が発生するので、それについても注意が必要です。
自分の場合は、マンションを購入した時に、
そのマンションの販売会社と提携していた大手銀行Aと住宅ローンの契約をしました。
20年前ぐらいです。
契約内容は、
30年固定の年利率が2.9%、返済金額はトータルで約3千万円で、35年で返済する内容でした。
月々の返済額は、約11万円でした。
その後、自分の勤めている会社と提携している大手銀行Bと話をする機会があり、
住宅ローンの事を話題にしたら、
月々の支払い額が減りますよと言われたので、初の借換えをする事になりました。
住宅ローンを開始してから、約10年後の事です。
借換え後の契約内容は、
・2年固定の年利率が0.35%、返済金額はトータルで約0.7千万で、25年で返済。
・全期間固定の年利率が1.96%、返済金額はトータルで1.7千万で、25年で返済。
上記の通り、複数の金利タイプを組み合わせて契約するタイプ、
いわゆるミックスローンで契約しました。
月々の返済額は、合計で約9.4万円でした。
借換え前は、月々約11万円でしたので、月々約1.6万円の削減になりました。
但し、借換えをすると、諸経費が発生します。これが、結構、大金です。
自分の場合は、
諸経費が、ざっと、抵当権の変更作業で15万円、保証会社の再加入で45万円となり、
計約60万円程度になりました。
25年返済での契約なので、月々の削減分1.6万円によるトータルの削減分は、
25年 × 12ヶ月 × 1.6万円 = 480万円
結果としては、480万円から諸経費を差し引いて、420万円程度、メリットが出ました。
その後、2年が経過し、ミックスローンの内の2年固定の方の固定期間が終了するとの事で、
大手銀行Bと協議し、下記の内容で、契約変更しました。
・全期間固定の年利率が1.32%、返済金額はトータルで2.2千万円で、23年で返済。
ミックスローンも止めて、契約内容を一本化しました。
月々の返済額は、約9.2万円でした。諸経費は5千円程度でした。
その時の諸経費は、抵当権の変更作業や保険会社の再加入等は発生しなかったので、
手数料しか発生せず、5千円程度で済みました。
そして、つい最近ですが、今回の支出の部を削減する取り組みのため、借換えの実施を検討し、
他の銀行と協議もしましたが、
結果的には、前回と同様に、銀行は変えずに、大手銀行Bと、下記の内容で、契約変更しました。
・10年固定の年利率が0.85%、返済金額はトータルで約1.8千万円で、18年で返済。
月々の返済額は、約8.7万円でした。
今回も諸経費は、手数料しか発生せず、5千円程度で済みました。
今までは、長期固定にこだわってきましたが、今回は、10年固定を選択しました。
理由は、10年後の金利が上昇していたとしても、返済金額のトータルも減少している事と、
場合によっては、その時に、繰上返済すれば良いかと考え、10年固定を選択しました。
尚、今回も前回と同様に、
大手銀行Bとの契約内容の変更で、月々の支払い額の減少に成功しましたが、
このケースは、あまり世間には知られていないように思えます。
自分が最初に実施したケースで、大手銀行Aから大手銀行Bに借換えを実施しましたが、
それが本来の借換えになるようですが、
その場合は、諸経費の金額として、約60万程度の大金が必要になります。
そして、その諸経費の金額以上に、月々の返済額が減少しないと損するだけとなります。
そのため、住宅ローンの月々の支払い額を減少させたい場合は、
借換えをして、銀行を変える方式も良いのですが、
今契約している銀行に相談し、契約内容の変更をしてもらうのも手段の一つです。
その場合の諸経費は、手数料のみで数千円で済みますし、年利率が少しでも減少すれば、
メリットが発生します(諸経費が数千円なので・・・)。
もちろん銀行としては、月々の返済額が減少する事により、儲けが減りますから、
嫌がると思いますが、一方で、別の銀行に借換えされる方が、もっと嫌なはずです。
自分の場合は、別の銀行とも協議をして、
借換えをした場合の月々の返済額や諸経費を考慮したシミュレーションをしてもらいました。
今は、ホームページ上で、シミュレーションができる銀行も多数あります。
そこでメリットが発生すれば、シミュレーション結果の資料を、契約している銀行に提示する。
そうすると、別の銀行に借換えされたくないので、
契約内容の変更に応じてもらえる可能性が高くなると思います。
自分は、別の銀行に借換えした場合のシミュレーションで、メリットがあったので、
その資料を、契約している銀行に提示し、相談した所、契約内容の変更に応じて頂けました。
次回は、
生活レベルは変えずに貯蓄の部を増やす。
について、進捗させます。
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